レポート: 日本テーザー協会 強化・普及担当理事 村岸恭明さん

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練習会フォトアルバム 

6/6(土)、6/7(日)の2日間、海陽ヨットハーバーで練習会を実施しました。非常に良いコンディションの中、練習ができました。簡単ですがレポートします。

 

1.スケジュール
  • 6/6(土)
    • 12:00~13:00  各艇積み下ろし・艤装、チューニング・艤装のアドバイス
    • 13:00~     練習内容の説明
    • 13:15~16:00  練習  帆走練習、マークラウンディング、スタート練習、コース練習
    • 16:30~17:30  練習会の振り返り
  • 6/7(日)
    • 8:00~9:00   艤装、出艇準備
    • 9:00~     練習内容の説明
    • 9:10~13:00   練習  帆走練習、マークラウンディング、スタート練習、コース練習
    • 14:00~15:00  練習会の振り返り
    • 15:00      解散
2.参加艇:合計11艇

 稲毛  2572、2736、2593
 江ノ島 2745
 葉山  2709
 浜名湖 2707
 津   2222
 大阪北港 2867、2719
 芦屋  2866、2655

 

3.コンディション

■6/6(土)
風向285~300°、風速6~11m/s。前日の雨(低気圧)の影響でこの時期ではあるが、冬型の気圧配置になり、冬場に良く吹くタイプの風になった。岸よりブロー(本部船から見て右)で300°、沖のブローで285°、平均して7~8m/sのコンディション。波はピッチが短くチョッピーな三角波で、スピードをつけて走らないと減速するコンディション。ほぼ1日を通してこのような風となった。

■6/7(日)
翌日に雨が降る影響から朝は90°の風が3~4m/s吹いていたが、9:00の出艇時には120°の南東の風となった。9:00~11:00は120°~140°の風が3~4m/s吹き、11:00~
吹きあがり170°の風が6~8m/sとなり、13:00の着艇時は8~9m/sに吹き上がった。
やはり吹きあがると波は汚く、止まりやすいコンディションとなった。

4.練習内容
  1.  ラウンディング練習: 長めの上―下のコースをぐるぐる回る練習。艇と艇の間があいた時は、先行艇は回り直し、艇と艇の間隔を詰めて実施。
  2.  スタート練習: 狭目のスタートラインを設定。初日5本、2日目6本を5分周期で実施。2日目は、下有利3本、上有利3本とした。1分間タックをせずにそのまま走るルールとした。
  3.  コース練習: 3周回るコース。1レース20~25分程度のコース。初日2レース、2日目3レース。合計5レース実施。
5.練習会の振り返り

初日1時間、2日目1時間実施。下記の内容とした。

  • ビデオによる帆走、スタートのチェック
  • ストラテジとタクティクスについて
  • タックの判断
  • エンドにでないコース取り(残りレグ1/5で中央を通過する考え方)
  • 下マーク回航後の2上コースの判断
  • ブランケットの走り方
  • 風の種類について
  • レース中の艇速について
  • ポートロングでありがちなケース
  • ミート時の軌跡
  • 上マークにおけるジャイブ判断
  • マーク回航時の次のマークの確認
  • ラムラインの確認
  • ワールドに向けた準備
6.練習会に参加して
  • 若手チームからベテランチーム、親子チームまでが参加し、和気あいあいとした楽しい雰囲気で実施しました。練習会の振り返りでも各艇が問いかけに対して、感想を言ったり、質問をするなど盛り上がりました。
  • 初日の振り返りで話したポイントを翌朝の出艇前に確認することで、2日目の練習が充実した艇が多かったようです。
  • 帆走練習においては、ジブが詰まっている艇、ジブハリが弱い艇、アウトホールが緩い艇についてビデオを取りながら、その場で声かけを実施。また、風の変化に合わせたジブトリムが少ない点、セールカーブの確認が少ない点を伝えました。
  • スタートにおいては、微速前進や、全速までのタイミング、スタートラインの確認(本部船側を見ること)を話し合いました。
  • 基本を中心にみんなで話をし、気付きがあった艇が多かったようです。
  • 練習、練習会振り返りの後は、蒲郡駅周辺で懇親会を実施し非常に盛り上がりました。2次会もあったようですが・・・。
7.次回

 次回は7月19日(日)と7月20日(月・祝)に蒲郡で開催される海陽セーリングカップにテーザークラスとして参加します。みなさまの参加をお待ちしております。
 JTAホームページからのオンラインエントリーが可能です。