レポート:テーザー稲毛フリート 田中郁也さん
夏の猪苗代湖でキャンプ&ヨットレース!テーザーミッドサマーレガッタ・レポート [バルクヘッドマガジン]
8月27~28日、テーザーミッドサマーレガッタが福島県猪苗代湖で開催されました。このレースは志田浜オープンヨットレース(主催:郡山ヨットクラブ、福島ヨットクラブ)に参加する形で行われ、関東・関西・中部の各フリートから7艇が参加しました。
大会会場の志田浜はキャンプ場で、テント持参で湖岸泊のチームもありました。期間中は地元ヨットクラブメンバーによるおもてなしで、朝ごはん、お昼にはカレーライス、おにぎり、フルーツなどが振舞われました。
初日は雨交じりの北西の微・軽風下で3レースが実施されました。初日トップは1-1-2とまとめた池田・秋吉組(大阪北港F)。大阪から約700kmのカートップ&ドライブでの参加です。フレの幅が大きく、右から、左からと先読みが難しいブローに対し、見事なコース取りでスコアをまとめました。
初日は雨まじりの曇天、磐梯山は望めませんでしたが、きっちり3レースできました。
総合2位 池田・秋吉艇(大阪北港F)写真右側
2日目には天候は回復し、磐梯山も姿を現しました。南東の強風でフレッシュウォーターのさわやかなスプレーとプレーニングを堪能しました。朝の出艇から第4レース途中まで、強いガストは20ノットあり、国内では久々の強風レースとなりました。強風⇒順風の2レースは、池田・須山組(稲毛F)が1-1をとりました。
優勝は稲毛Fの池田・須山組。最終レースのトップ・フィニッシュ直前の表情。湖水の透明感、伝わりますか。
賞品は米どころ福島を象徴する“お米(玄米)”。「自宅近くのコイン精米機、誰が使うのだろうかと思っていたが、まさか自分が使うことになろうとは....」(ある選手の弁)。
特別賞“ヤングクルー賞”は浜名湖から参加で初めての“沈”を経験した長谷川大智君(10歳)と長谷川帆風君(8歳)に賞状とレトルトカレーが贈られました。遠来賞は、兵庫県芦屋から参加の泉選手(大阪北港F)が受賞しました。
3人乗り、長谷川親子艇(浜名湖F)
郡山ヨットクラブの保科会長をはじめ、地元の皆さん、オープンレースに参加の皆さんに暖かく迎えていただき、感謝申し上げます。来年も多くの参加を期待したいと思います。
磐梯山をバックに記念撮影