テーザースプリングレガッタに参加されたレーザー東京ベイフリート 平尾英治(ひらおえいじ)さんから特別レポートをいただきました。

テーザースプリングレガッタ総合成績

 

皆様、こんにちは!稲毛ヨットハーバーで普段はレーザーに乗っている平尾英治と申します。

コロナ禍の中、また4月25日より3度目の緊急事態宣言が発出される中、4/24-25にて無事にテーザースプリングレガッタが終了しました。運営関係者の皆様並びにレーザー東京ベイフリートの皆様のご協力のおかげです。あらためて関係者の皆様のご尽力に感謝します。誠にありがとうございました。

 2021TasarSpringRegatta 2916

さて、稲毛の「通常」の風は微軽風でシフティーなので、とても繊細な風の読みや微風下における細やかなテクニックを要求されるのですが、「今回」の風は、稲毛では大変珍しい!といっても過言ではない大変安定した南の風に両日とも恵まれました。
初日は260度の風向で3~4ms程度で4R消化、2日目は240度の風向で6~7ms程度で4R消化、計8Rをテンポよく実施することができました。
本来は、風のシフトに合わせて何度もマークを打ち換えるのが、稲毛の掟なのですが、運営サイド及び選手ともに、いい意味で裏切られる良い風、良い波、良いお天気の恩恵を受けることができました。

さて、今回の覇者は、大変安定した走り(2-1-2-1-8-1-1-4)で伊藤、村岸ペアとなりました。2位は山村、稲川ペアも大変な安定した走り(4-4-3-4-4-3-2-1)で猛追しましたが、一歩及ばずでした。しかし最終レースはTOPを取れて一矢を報いることができました。3位には、池田ご夫妻ペアが入賞しました。いつも常連メンバーでTOP3を抑えた感じでしたね!あらためて入賞された皆様、おめでとうございます!

わたし個人的な話題で大変恐縮ですが、今回関口真秀選手からクルー募集中です!とお誘いを受けて、今回はじめてテーザーに乗艇し、しかも練習ままならない状況(レース前の数分程度)で今回レガッタに参加をさせていただいたのですが、方々からの遠征組の皆様、ホストの皆様同士で試合ができることの喜びを嚙み締めつつ、大変アットホームな雰囲気であり、そして熱いレース展開もさることながら、テーザーの美しさと速さに感激をいたしました!
わたしは体重が75~76kg(はい、メタボですよ!)くらいあるので、初日の軽風下ではクルーワークもままならないこともあり、かなり足を引っ張ってしまいましたが、2日目の強風下では、下手なハイクアウトだったと思いますが、なんとか艇を起こすことに貢献できたこともあり、なにより関口真秀さんのヘルムの腕のおかげで総合4位に食い込むことができました!これは嬉しかったですね~。最終レースで2位に入ったときはフィニッシュ後にヘルム関口真秀さんとハイタッチをしました。普段は1人乗りのレーザーに乗っていますので、ダブルハンドは色々と考えや想いを共有できることに、あらためていいなぁ~!と感じた次第です。
今回の経験を踏まえて、レーザーに活かせるところもありましたし、テーザーに乗る機会があれば、是非とも皆様とまたご一緒をさせてほしいと願っております。これを機会に皆様、今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
ちなみに、稲毛ではテーザー、レーザーともに交流が活発で、ISTが定期的に開催されております。テーザー、レーザーで運営を持ち回りにしながら、開催をしておりますので、もしお時間お許しいただけるようならば、是非ともお気軽にご参加ください!
最後に、今回のレガッタでは若者(大学生)が参戦してくれていたことも嬉しく思いました!一刻も早いコロナの収束とテーザーの普及において発展されることを心より祈念しております。