17艇が参加したオータムレガッタの結果をお伝えします。

また,大阪北港フリートの秋吉さんに寄稿いただいたレポートもお届けします。

レース結果

親子ペアも出場!江の島テーザー級オータム [バルクヘッドマガジン]

フォトアルバム

レースレポート

テーザー大阪北港フリート 秋吉 寿美子

10月19日の日曜日、新しくなった江ノ島ヨットハーバーにてテーザーオータムレガッタが開催されました。17艇が参加し、その内の3艇は親子ペアです。

第1レースは北東の風2~3mでスタートしました。全艇の2/3が左海面へ、1/3が右海面へと艇を進めて第1上マークを目指しました。1上マークは右海面を走った池田・秋吉組がトップ回航。僅差で右海面を走った佐藤・村岸組が回航をしました。サイドマークは佐藤・村岸組が池田・秋吉組をかわし、トップが入れ替わりました。その後、風が弱くなり2上マークでコース短縮となりフィニッシュ。佐藤・村岸組がトップフィニッシュしました。2位が池田・秋吉組、3位が植田親子組という結果でした。

第2レースは東の風2~3mでスタートしました。今回は左海面を走った坂間親子艇が第1上マークをトップ回航し、2位は石川・泉組です。サイドマークは石川・泉艇がトップ回航、2位は佐藤・村岸組、坂間親子艇は残念ながら3位に後退しました。下マークでは上位艇の変動はなく、7位で回航した2867池田・秋吉組は回航後に左海面を目指し、各艇風の振れに合わせたタックを無心で繰り返しましたが、2上マークのトップ回航は石川・泉組、少し離れて2位に池田・秋吉組が食い込み、3位は佐藤・村岸組、4位は坂間親子組が回航しました。その後、2下マークからフィニッシュ迄で順位の変動がありました。2下マークをトップ回航した石川・泉艇がフィニッシュマークを間違えて上マークに向かうというハプニングがあり、順位が入れ替わりました。その結果、1位は池田・秋吉組、2位は石川・泉組、3位は佐藤・村岸組、4位は坂間親子組となりました。第2レース終了後に風が無くなって海面が鏡になってしまい、本日のレースは終了となりました。
オータムレガッタの優勝は池田・秋吉組、準優勝は佐藤・村岸組、3位は石川・泉組となりました。グランドマスター優勝は池田・秋吉組、マスター優勝は佐藤・村岸組となりました。

テーザーには、上位艇がその技術をみなさんに伝えるという良い雰囲気があります。前日の10月18日土曜日の午後には、恒例の練習会がありました。夜の反省会には20人前後が集まり、酔っぱらった頭でのセーリング理論の談義に花を咲かせます。佐藤さんから「国際選手を目指すなら」という事で細かなメインセールコントロールとティラーさばきの話がありその内容に一同納得、反省会は大いに盛り上がりました。